
日本の海底通信ケーブル敷設船の歴史
日本の海底通信ケーブル敷設船の歴史

沖縄丸
1896.4-1938.7 / 2,278 t
英国製。わが国の海底通信網の基礎となる12,594kmを敷設。


小笠原丸
1906.8-1945.8 / 1,404 t
国産初の建造船。引揚者の輸送中に潜水艦の雷撃で沈没。


南洋丸
1922.3-1944.2 / 3,605 t
深海ケーブルに対応して建造。西表島海上にて魚雷攻撃を受け沈没。


東洋丸
1938.6-1945.7 / 3,760 t
初の蒸気タービン主機・フォイトシュナイダープロペラ。門司沖にて機雷に触れ擱坐。


釣島丸
1941.12-1968.3 / 1,160 t
旧海軍電纜敷設艇「釣島」からの改造。


千代田丸
1948.10-1974.1 / 1,849 t
わが国初の4心海底同軸ケーブルを敷設。


瀬戸丸
1957.2-1979.9 / 218 t
昭和46年「おも舵・とり舵」(主演、森繁久弥)の舞台。


初汐丸
1958.3-1987.1 / 25 t
埋設作業ポンプ船、陸揚地付近の小修理等、特殊用途の小型船。


天草丸
1961.2-1983.9 / 359 t
中継器付きの海底同軸ケーブルに対応。


津軽丸
1969.7-1991.3 / 1,960 t
衛星航法システムほか、精度の高い航海機器を装備、各種実験に従事。


黒潮丸
1975.2-2002.3 / 5,656 t
同軸・光ファイバーケーブルに対応、多くの海外工事に従事。


瀬戸内丸
1979.12-1999.10 / 818 t
瀬戸内海の環境に対応するトロコイダルプロペラ。(MV Setouchi Surveyorとしてアジア域で稼動中)


光洋丸
1984.2-1998.3 / 1,295 t
各種自動化システムを搭載、高速敷設に対応。(現C/S VEGAとしてフィリピンで稼動中)
