まだ日は浅いですが航海士として乗船しています。乗船中は船の操船はもとより工事で使用する様々な設備の運用や整備を実施しています。海底ケーブル敷設船という特殊な目的の船であるため搭載している機器や操船にも一般的な船とは違う知識が必要です。そのため日々勉強しながら業務を遂行しています。

故障発生等で急な出航、工事が入るケースもありますが、通信ができなかった地域の故障修理が終わって回線が復旧した時にやはり一番やりがいを感じます。

弊社は敷設船を運航しているだけではなく、海底ケーブルを建設するにあたって必要な調査や設計、折衝などをワンストップで行っている海洋エンジニアリング企業です。私はもともと船の学校の出身ですが今後船の運航に限らず、通信に関することや海底ケーブルの工事に関することなど幅広い知識を習得し、海の上ではもちろんのこと陸上でも社会に貢献できる海陸両用の人材を目指したいと考えています。

５G通信やクラウドサービス、ウェアラブル端末等の発展により今後、通信は私たちの生活により密着したものとなってくるかと思います。ですがどれだけ技術が発展しても世界中の島々を結んでいるのは海底ケーブルなのです。そういった世界のテクノロジーの最先端を影から支える仕事をしたい。ほかの人がしないようなオンリーワンの仕事をしたいという方々には大変向いている会社だと思います。まずは皆さんに海底ケーブルや光通信の役割を知っていただければと思います。