海底通信ケーブルの誕生

海底通信ケーブルの誕生

海底通信ケーブルの誕生

1851年、英国人ブレッド兄弟によってドーバー海峡に世界最初の海底ケーブルが敷設され、通信の障壁としてたちはだかっていた海洋を征服する第一歩がしるされました。
以後、英国を中心として世界海底ケーブル網は逐次発達し、1871年にはデンマークの大北電信会社が、長崎~上海、長崎~浦塩間のケーブル2条をわが国に陸揚げしました。
翌1872年、これと連絡する東京~長崎線建設の際、関門海峡に海底ケーブルが敷設されました。これがわが国政府による最初の敷設であり、今年で130有余年になります。
この間、わが国の海底線網は発展をとげ、今日の情報革新時代を迎えるに至って、海底線による通信は脚光を浴びるところとなりました。
以来、通信技術は日進月歩の進化を続けてきました。そしてインターネットを中心とした高度情報化社会を迎えた現在、海底通信ケーブルはその安定した高速・大容量の通信インフラとして、世界中できわめて重要な役割を担っています。
※本文は「海底線百年の歩み」海底線施設事務所編を元にリライトしました。

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