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敷設

敷設

日本と世界を結ぶ
-NTT‐WEマリンのケーブル敷設-

当社は、海底の起伏等の様々な環境に細心の注意をはらい敷設を行っております。
熟練の技術により船速とケーブル繰出し速度を連動させ、品質・信頼性を確保しております。

敷設船

当社では、敷設船“SUBARU”を 1999年に導入し、様々な敷設工事、修理工事等を行っています。一番の特徴は、船尾、船首に装備しているアジマスプロペラ。コンピュータ制御により、正確な定点保持、ルート追従が可能です。また、ケーブルオペレーションを効率的に行なうために、ドラムケーブルエンジン、リニアケーブルエンジン、鋤式埋設機、ROVなどを装備しています。

敷設船

敷設方法

船内には、ケーブルタンクと呼ばれる海底ケーブルの保管場所があります。
ケーブルタンクから繰出し制御装置 (ケーブルドラムエンジン、タイヤケーブルエンジン等) を利用して、予定ルートに敷設します。
沿岸部や漁場などケーブルの埋設が必要な場所では、鋤式埋設機を曳航(牽引ワイヤーで引きながら航行)し、敷設と同時に海底面下に埋設していきます。
ただ敷設するだけではケーブルの一部に宙吊り状態(サスペンション)が起こり、故障の一因になることがあります。


敷設方法

また、ケーブルの長さが直線距離よりも若干長めになるように、敷設しています。このケーブル長の「ゆとり」のことをケーブルスラックといい、海底の起伏により長くなる分や、ケーブルの蛇行分などを考慮して算出します。ケーブルスラックを適切に管理するためには、ケーブルの繰出し速度を敷設船の速度より若干速めに、 0.1% 単位での微調整が必要です。

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