Full Ahead !　全速前進！
この事業に対する私たちの思いは、このフレーズにすべて込められています。

当社は1998年、日本電信電話株式会社より、海底ケーブルの敷設、保守を実施する海洋エンジニアリング会社として独立し、以後20年を超える年月を、日本の通信インフラを支えるNTTグループの一員として企業活動を継続してまいりました。
会社設立以来、国内海底ケーブルは9,000km、国際海底ケーブルは30,000kmに迫る距離を敷設しましたが、この距離は合計すると地球を1周する距離に匹敵します。
また、昨今の自然災害多発による通信途絶のリスクへの対応として、当社が保有するケーブル敷設船「きずな」に移動基地局を搭載し、災害現場付近の海域へ駆けつける等、活動の範囲をひろげています。

当社の源流は明治初期、政府による長崎－上海及び長崎－ウラジオストク間の国際海底ケーブルと、関門海峡を渡る国内海底ケーブルの敷設に遡ることができます。
日本は島国であるため、北海道、本州、四国、九州だけではなく、沖縄をはじめとする島しょ部を結ぶ国内海底ケーブル、さらには世界と日本を結ぶ国際海底ケーブルを敷設してこそ、産業の発展を下支えする通信ネットワークが完成します。
その使命と誇りは、日本電信電話公社、日本電信電話株式会社、そしてNTTワールドエンジニアリングマリン社へ営々と引き継がれ、現在に至っています。

過去、現在、そして未来でも、日本を、そして世界をつなぎ続け、豊かな未来の創造のために貢献できるよう、NTTグループの一員として“Full Ahead !”、全力で前に進んでいく当社にご期待ください。

代表取締役社長　　渡　邊　　守