会社案内 -ミッション-

環境への取り組み

環境保護は、NTTグループ全体の重要な取り組みです。

当社では、海底ケーブルの建設・保守という事業の特性上、これまで海洋汚染の防止、海洋環境の保護、廃棄物の適切な処理等、"海の環境を守る"という考え方を 事業運営上での基本方針としてきました。現在は陸上の各種業務を含め、省資源・省エネルギーを推進し、積極的な地球環境の保全に考慮した活動を行っております。

≪NTTコミュニケーションズグループの環境の取組み≫

 NTTコミュニケーションズグループでは地球環境に関する世の中の動向を見据えつつ、2020年からさらなる未来を目指して、私たちNTTコミュニケーションズグループの環境活動を2016年11月に見直し、環境宣言および環境目標2030を設定しました。
 私たちNTTコミュニケーションズグループは、時代を先駆ける技術やサービスの提供を通じて、人と地球が調和する未来の実現に向け、世界中の全社員が一丸となり環境活動に取り組んでまいります。


NTTコミュニケーションズグループ環境宣言


    ≪事例のご紹介≫

    海底ケーブル敷設にあたって
     NTTグループでは、海底通信ケーブルネットワークのインフラ構築にあたり、「海洋汚染の防止」を基本方針に掲げ、海洋汚染防止条約をはじめとした環境関連法令を遵守するとともに、海洋生物や漁業との共存を重視して取り組んでいます。
     グループ内における海底ケーブルの敷設・埋設工事や保守業務は、NTT-WEマリンが一貫して担っており、海洋環境保全への高い意識のもとで事業を展開しています。

    ケーブル敷設による影響への配慮
     海底ケーブルの敷設・埋設工事に際しては、事前に環境アセスメントを実施し、関係官庁や発注者などとも協力しながら綿密にルート設計を行い工事計画を立案しています。
    例えば浅海部ではサンゴなどの生息エリアは除外した敷設ルートとするなど、海洋環境保全に配慮しています。
     また、敷設・埋設工事前には海底面の掃海作業を行う場合があります。なお、掃海作業で引き揚げた漁網やロープ、ワイヤーなどの海底ゴミを敷設船上に回収し、入港後に産業廃棄物として適切に処理しています。

    ケーブル敷設船における生態系保全対策
     船の安定性を保つためのバラスト水に含まれる海洋生物は、航海により他海域に排出されることで生態系を破壊する恐れがあります。バラスト水による生態系の破壊を防ぐため、海底ケーブル敷設船「きずな」及び「SUBARU」では「バラスト水管理条約(注1)」に基づき国際海事機関(IMO)が定めたバラスト水処理装置を搭載して、海洋生物を含まない水を排水するようにしています。
     さらに、両敷設船のバラスト水処理装置は化学的殺菌方式を使用せず、環境負荷が低いとされる紫外線殺菌方式です。
     また、船体塗装については、有機スズ化合物を含む船底防汚塗料の使用を規制するAFS条約(船舶の有害な防汚方法の規制に関する国際条約)に適合した塗料を使用しています

    電気推進船における使用エネルギー量の削減及び大気汚染防止の取り組み
      海底ケーブル敷設船「きずな」及び「SUBARU」は電気推進システム(注2)を採用しています。電気推進システムは海底ケーブルの工事形態や海気象の変化等による負荷に応じて運転するエンジン台数を最適化するシステムです。エンジンの運転台数を制御することにより、A重油の使用量を抑制し、CO2 (二酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)、SOx(硫黄酸化物)等の排出量を削減しています。
     運航に際しては、「船舶エネルギー効率マネジメントプラン(SEEMP:Ship Energy Efficiency Management Plan)」に基づくCO2排出量削減のために最も効率的な運航方法(船速、海流、気象を考慮した最適な航路選定など)によって、燃料消費量の最適化に努めています。
     また、船舶用LED照明の部分的な導入による省エネルギー化を進めています。
     (注2)エンジンにより発電機を回し、得られた電力でモーターを駆動させ、推進用プロペラとバウスラスターを回す方式の船です。